2010年4月新番組感想。

『HEROMAN』(監督:難波日登志 制作:ボンズ
原作がなんとスタン・リーという無駄に豪華な夕方子供向けアニメ。スタン・リーといえばカメオ出演なんだけどアニメでもちゃんと出ててビビった。もう絶対出るんだなこのおっさん。それは兎も角内容は小学生男子向けなのに絵がやたら動いて綺麗で、どっかで見た事ある絵だなーと思ったらチーフアニメーターに川元利浩がいた。この人の描く女キャラの質感って何かエロくていいね。ただメインのヒーローマンが圧倒的にカッコ悪いの何とかならんかな…それとコイツ口あるのにしゃべんねーのも違和感ありまくり。お前は戦隊モノのロボットか。後、タイトルの『HEROMAN』っていかにも外人が日本人向けに考えたタイトルって感じで嫌なんだけど内容は面白そうな感じがするので継続視聴予定。
B型H系』(監督:山本裕介 制作:ハルフィルムメーカー
ヤンジャンで連載してる下ネタギャグ漫画。全然期待してなくて田村ゆかり出てるから見るかぐらいの気持ちで見たんだけど面白かった。主人公の友達役がほっさんで「やまとなでしこ」思い出した。唯一の欠点は『おお振り』の裏番なので編集が面倒な事かな。
おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』(監督:水島努 制作:A-1 Pictures
今までの高校野球漫画であんま描かれ無かった、情報と合わせた心理戦と保護者との関わりとやたら丁寧に描いてるから、どうしても時間のかかる展開になってしまう。今回のでもうコミックス追い抜くんじゃないのかな。後これ7月から放送した方が時期的にあってると思うんだけど。
会長はメイド様!』(監督:桜井弘明 制作:J.C.STAFF
録画して編集までしたのにまだ見てなかった。
いちばんうしろの大魔王』(監督:渡部高志 制作:アートランド
1話で切る最有力候補だったんだけど、ちょっと笑ってしまったのでもうちょっと見てみよう。ファンタジー世界だろうが何だろうがとりあえず学園モノにしとくのが最近の定番なのかな。この手の作品全般に言える事だけど、何が魔法で何が科学なのかそこら辺の線引きがまったく分からん。女の子が超サイヤ人みたいに身体中にオーラーをまとったり、何もない所から竹刀を作り出すのは魔法?科学?電車みたいな乗り物の動力は電気?魔力?何なんって思ってしまう。アニメなんだからこまけぇ事気にすんなって思うんだけど、だったら気にならないぐらい面白くしてくれとも思うんだよなー。贅沢かな。
Angel Beats!』(監督:岸誠二 制作:ピーエーワークス
今回一番の期待ハズレになりそうな予感…そもそも俺keyの作品あんま好きじゃなかったんだ…忘れてた。まともにプレイしたのはPC版『AIR』だけだし。ビジュアルノベルから出てきた人がアニメの脚本書くってのは割と自然な流れなのかなと思ったけど、いきなりキャラクターに作品のテーマを語らせるのはどうかと思う。後、こおいういきなりよく分からない世界に来て、いきなり巻き込まれてみたいな導入部分ってありふれてるけどテンポ良くまとめるのって難しいよなぁ。とりあえず今見てて「うえー」って思ってる事が伏線になるかもしれんので最後まで見よう。
WORKING!!』(監督:平池芳正 制作:A-1 Pictures
月から来たムーンレイスのパン屋がファミレスでバイトしたら店長がカテジナさんだったでござる。後、コックにサンジがいた。
荒川アンダーザブリッジ』(監督:新房昭之 制作:シャフト)
面白い原作を手堅く作ってるなー。この監督がよくやるテンポ良く区切る演出と作品が上手く合ってる。次は是非『聖おにいさん』をアニメ化して。
閃光のナイトレイド』(監督:松本淳 制作:A-1 Pictures
背景を含めて絵が綺麗で話はしょーもなくはない。うーん駄目じゃないんで最後まで見ると思うけど…何か空気になりそうな予感。
迷い猫オーバーラン!』(監督:板垣伸 制作:AIC
原作未読でさらにコミックも未読なんだけど、主演が俺の中でのウルトラスーパースター伊藤かな恵だったので、今回最も勝手に期待してたんだけど…ツンデレかぁ…上手いから違和感は無いんだけど、俺が求めてたのはいじられキャラであわてふためく演技なんだよな。まぁそれなら『大正野球娘。』を一生見とけって話なんだけど。とりあえずこの作品の役柄は俺が求めてたのとは違ったけど演技は上手いので今後も出演作はチェックしていこう。
けいおん!!』(監督:山田尚子 制作:京都アニメーション
原作未読、前期は見てない。作り込みが凄く丁寧で圧倒的。作品自体に内容は無いんだけど、その何も無いのを丁寧に見せてるので凄い手間暇かけてる。商品として見ても凄く良いコンテンツなので、狙ってやってんだろうな。音楽を題材にする事で制作会社のブランド価値を上げ、さらにCDの販促を作品の一部として取り込む事でCD自体が無理矢理作ったファンアイテムでなく作品の一部として扱えて、イベントやライブを行いやすくする。人気が出てしまえば後はフィギュア等の定番アイテムでの収入も見込めると。見た事ない時は天然で人気出たと思ってたけど全然違った。人気出るように作ってちゃんと人気出たんだなー。