終わったアニメ感想。

そろそろ色々終わるので終わった順に感想を随時追加(4/3追加終了)。ちなみに開始時の感想は(http://d.hatena.ne.jp/junkbit360/20100114/p2

バカとテストと召喚獣』(監督:大沼心 制作:SILVER LINK.
1話目が相当面白かったので期待してたんだけど、段々面白くなくなっていった。何回かスゲーしょーもない回があったのも致命的だった。けど全体的な印象はそんなに悪くないかな。1話のテンションが持続できてれば最高だったんだけどなぁ。

君に届け』(監督:鏑木ひろ 制作:Production I.G
最終2話がちょっとダレたけど面白かった。風早君が素敵過ぎた抱かれてもいい。いつか俺もあんな爽やかな人間になりたい。後、平野綾のキャラがハルヒ以上にハマってて良かった。実写版も胡桃沢は平野綾でよいよいよいよい(残響音含む)。

はなまる幼稚園』(監督:水島精二 制作:GAINAX
期待値が低かったってのもあるけど思ってた以上に普通に面白かった。30分に2本の話を入れてるのも俺のようなこらえ性のない人間には見やすくて良かった。毎回エンディングが違うのもCD売りたいんだろうなーという思惑がちょっと鼻につくけど、今週は誰の歌でどんな絵かなーと楽しみに出来たので成功してると思う。まぁ作ってる方は大変なんだろうけど、そこはさすがガイナックスみたいな感じなのかな。
1クールで終わらせるにはちょっと勿体無い。もっと掘り下げれる話があったのに。2クールぐらいが丁度いいと思うので2期に期待しとこう。

ひだまりスケッチ×☆☆☆』(総監督:新房昭之 制作:シャフト)
あずまんが』から始まった、最近よくある時間進行する日常系という名のファンタジー。エピソードを選り抜きで見せる事で、作品内時間は進行するように見せながら、永久に続ける事が出来るかもしれない結構優れたアイディアを採用してると思う。原作はどうか知らんけど。
それは兎も角、宮子がもう色々複雑な感情を思い起こさせるキャラで困る。最も「あがー」って歯痒く思ったのはトマトの写メを撮る所で、こいつ一人だけスケッチブックを持ってきてスケッチしてるのな。携帯を持ってないとかマイペースとかそおいう話じゃないよコレ。宮子の圧倒的な才能を端的に表してる。自分の欲望に忠実なのにその全ての欲望がクリエイティブな方向に向いてる。たまにいるんだよなこおいうの…普通なら努力する所を努力と感じずにこなすから、スタートの時点で差がついてる。自分の中にまったく無かったモノを見せられて敗北感や意味不明な焦燥感を感じる事なんて最近無かっただけにこの描写だけは心に重く響いた。こおいう人間に会った時に素直に取り入れる事が出来れば良いんだけど、当時は無理だったんだよなぁ…うーんいるよね自分にとって天才と感じる人。…確認用にもうちょい正直に書いとこ。宮子みたいに息をするように絵を描ける人が羨ましくて仕方ない。

おおかみかくし』(監督:高本宣弘 制作:AIC
最初が気になったので最後まで見たけど、設定を思いついた段階で作り出してるんとちゃうかと疑うような完成度の低さに唖然とした。色々面白くなりそうなネタを散りばめてあるのに何一つ生かされず全てが消化不良。ダムを開いて村を水没させる最後のエピソードなんかは、もう悪役がアホすぎて緊張感も何もないしおしおのパー、悪役一人に対して複数人で囲っているのに何故ワザワザ道連れで倒すかなぁ…無駄死やで。後、主人公の特殊能力が”ごっついい匂いする”って…よし博士お前だけ引っ越せば解決すんなこの話。それと背景のレベルが異常に低くてビックリした。

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』(監督:神戸守 制作:A-1 Pictures
何がやりたいのかよく分からんと思ったけど全部見たら何となくは伝わったかなー。最終2話はそこそこ面白かっただけに余計な話が多すぎた。特に主人公がションベン漏らす話とかいらんやろ。作品世界を伝えつつ最終回に向けて戦争が迫ってくる積み重ねの話があった上で、キャラクターの日常を織り交ぜた構成にしろよなぁ。文明が崩壊した後とはいえ足の付いた戦車作れて電話もあるのになんで通信手段がラッパやねん。両軍が向かい合った真ん中でラッパ吹いたら素敵やんっていう画が先に思いついてるやろコレ。そこを何か適当な理由付けてラッパでなければならない理由、両国共に心に響く曲である事を描いて欲しかった。駆け足ながらも一応分かるんだけど、積み重ねればもっと良くなったと思うだけにもったいない。けどアニメオリジナル枠で欠点が多いながらもそこそこのモノを見れたので、2本3本と続けていけばそのうちアニメオリジナルで何か傑作が出てくるかもっていう期待を持てたのは良かった。
只その何ていうか・・・あのエンディングの「あいじょーゆうじょー」の歌はちょっとうーん・・・ないと思います。

とある科学の超電磁砲』(監督:長井龍雪 制作:J.C.STAFF
http://d.hatena.ne.jp/junkbit360/20100320/p1)でも書いたけど、能力者バトルモノをどう見せるのかっていうのは中々難しくなった。戦闘力やレベルと明確な数値を出すとどうにも腑に落ちない事も出てくるし。ちょっと前にきっしとダラダラ雑談してた時、ヤンキー漫画のような現実を舞台にしているバトルモノだとケンカの強さ表現が難しいけど『クローズ』(だったと思う)の作者はこの問題に対して、「殴った時どれだけ吹っ飛ぶかで強さが分かる」という非常に解りやすい回答を出したって話を聞いて、あーそれは分かりやすいなー。と関心したのを思い出した。そーいや『リンかけ』もギャラクティカマグナムとファントム食らった奴はリング外どころか会場外へ吹っ飛んでたもんな。
…何か全然感想になってないな。まぁともかくそこそこ面白かった。主人公があんまり活躍してないのと、能力者同士の戦いが殆ど無かったのが残念だったけど、本編の『とある魔術の禁書目録』の方も見たくなった。後オープニングが前半後半共にカッコ良かった。