小梅は無能力者に進化した。


小梅さんが進化したら佐天さんになった。『大正野球娘。』が無ければ佐天さんの存在もなく、佐天さんが居なければ木原に勝つ事は出来なかったのは明白であり、つまり『大正野球娘。』こそが「神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの」であるレベル6。さすが宇宙規模の傑作は他のアニメにまで影響を与える存在であったのか!!
まぁ制作会社と声優繋がりで佐天の武器はバットになったんかなー。セーラー服繋がりもあるか。普通にすぐ思い付く武器といえばバットってのと上手くハマッたなー。

ちなみに金属バットを開発したのはエビフライ乃枝。
以下能力者バトルモノから思う所をとりとめなく色々。
とある科学の超電磁砲』はレベルで能力者を分けて、「レベル5のレールガン」とレベルが高いから超強い主人公エリートサイヤ人と分かってそれがキャラクターの個性にもなってる。只このレベル分けがどのようにされているのかって説明は一切しない。白井黒子は作中レベル4と格付けされてるんだけど、こいつの能力は自身をテレポートさせるだけでなく、モノもテレポートする事が出来るので、あの足に装備されている針を脳天にテレポートさせればどんな相手も一撃必殺のような気がするんだけどそれはしない。っていうかそんな能力の優位性の問題ではなくて、レベル4ってポジションと、学年が下ってのと合わせて黒子は美琴に対して「お姉さま」と慕うキャラが補強されてるって事が大事なのか。さらに変態ってのを加える事でキャラが異常に立ってる。この作品においてレベルはキャラクター性でもあるので、レベルが上がったり下がったりしない。つー事は成長物語として成立させにくいのかも。
佐天が補習を受ける話では前より成績が良くなったけれどそれでもレベル0のままって事にしてるので佐天はレベル0が基本にあるキャラクターなので、精神的な成長はあっても立ち位置が変わる事はない。なのでこの物語は最初にキャラクターのポジションさえ分かれば、どこから読んでも話の筋は分からなくてもとりあえず流れには乗れる週刊漫画風な構造になってるんだな。本編と外伝があって大量の登場人物が出てくるみたいだから、誰がどの立ち位置にいるのかは新規層にとっては分かりやすい方が良いって事か。
うーんそうなると、レベルが変わらないって事は成長物語としては分かりにくい。「俺はレベル5になるってばよ」って話じゃないから別にそれでもいいのか・・・そうかいいわなそら。俺は少年漫画的成長物語が好きすぎるからすぐこおいう思考になるんだよなー。
ええと、レベルを固定する事でキャラクター性を補強しとくと、物語が長期に渡った場合各キャラを一言で説明する肩書きになる。反面成長物語としては分かり易くならないので物語の進捗具合が見えにくい。この場合は物語の終着ポイントを明確にするか、エピソード毎に分ける事で回避って事か。うーんまぁそうだよなー。
レベルの分け方がよく分からん問題・・・問題っていうかバトルモノでどう強さを表現するかって話か。『超電磁砲』では測定する描写があるから作品世界内では明確な基準があるんだろうけど視聴側からは分からないようにしてる。これはまぁそうとうしっかりルール作らないと絶対矛盾が出る所だからしょうがない。レベル6とか言われても各々能力がバラバラすぎてそれが美琴の雷より優れた優位性があんのかどうかピンとこない。こないんだけど、レベル6って言ってるから相当ヤバイってのは伝わる。数値やランクによるハッタリってのはもうバトルモノなら絶対避けて通れないのかなー。「私の戦闘力は53万です」って言われたらそらもうテンション上がる素晴らしい方式。後で絶対しんどくなるんだけど。割と上手く避けたのは『ジョジョ』の4部〜5部の相手の能力を見破って倒すとんちスタンドバトルだけど6部以降はあまりにも俺ルールすぎて今の『SBR』の大統領の能力なんかわかんねぇっす助けて荒木センセー。後は『ハンター×ハンター』の念能力は最初に割としっかりルールを説明して今ン所大体腑に落ちる感じかなー。只会長の渾身の一撃がほぼノーダメで小型核爆弾は瀕死っていうのはちょっと寂しい。面白いからいいんだけど。
と、いよいよとりとめなくなってきたのでここまで。つまり右の拳が駄目になったら左のギャラクティカファントムであり、登り始めたばかりだからなこの男坂をであり結果は未完。