2009年秋新番組感想その1。

秋の新番組色々見始めたので感想。最後の評価はS:殿堂入り、A:超スゴイ、B:スゴイ、C:普通、D:駄目、E:クソ。

けんぷファー』(監督:黒田やすひろ 制作:NOMAD
突然何故か朝目が覚めると青いブレスレットをしていて、何故か女に変身してしまう能力を身に付けた主人公。何故か突然動いてしゃべり出した、声が昔のしずかちゃんのぬいぐるみから「あなたはケンプファーになりました」と言われ、何故か登校中にいきなり銃を持った同じ学校の女に襲われる。何故かその子もケンプファーで「ケンプファー同士は戦うんだ」と言われたものの同じ青いブレスレットをしていたので「お前は仲間だ」と言われるが、街中で銃を撃ちまくり電柱も倒れ結構な被害が出たのに、近くの家から人は出てこず警察も来ないまま一切騒ぎにならず、舞台は学校へ移ってしまい、今度は図書室でいきなり襲われたりして・・・兎に角説明しないといけない部分が不明瞭なまま進行し、それを問題視しない登場人物達。原作は小説であるみたいだけど一体何故こんなくだらない話がアニメ化が企画され実際に制作され放送されているのか理解に苦しむぐらいしょーもない。
戦闘に関しても、銃と短剣を鎖でくっつけた武器ならどう考えても銃の方が強いし、2対1で逃げながら戦うなら普通は挟み撃ちにするだうし、銃弾を弾くぐらい凄い強いならスプリンクラーから水が出たぐらいで隙が出来るとは到底思えない。そもそもこの戦いの決着は相手を殺してしまうと思うんだけど、その事に関しては特に疑問に思わないままなのも気になる。
コメディ部分にしても急に声優ネタが振られたりするがそれがどうしたって感じでちっとも面白くない。唯一の救いどころは主人公の声の井上麻里奈の演技が上手いって事ぐらい。後エンディングで腰ふってダンスしてるアニメ部分が動きが早すぎ腰の振り幅大きすぎで大変気持ち悪い。散々文句を書いといてなんだけど継続視聴予定。いや本当に面白くないから結構な時間の無駄だと思う。
(2話までの個人的評価 物語:E キャラデザ:C 作画:C 声優:C 成長性:E)


にゃんこい!』(監督:川口敬一郎 制作:AIC
猫の呪いで猫の言葉が分かるようになった猫アレルギーの主人公が呪いを解くため困ってる猫を助けていく学園ラブコメ。原作は漫画であるみたい。突出して面白い部分は無いんだけど大きくハズさず丁寧な作り。悪くはないけど良くもない普通。継続視聴予定。
(2話までの個人的評価 物語:C キャラデザ:C 作画:C 声優:C 成長性:C)


生徒会の一存』(監督:佐藤卓哉 制作:StudioDEEN)
生徒会室での会話のみで展開する室内劇。んで会話の内容が広く浅くのオタクネタ。あまりに広く浅くすぎてくだらなすぎてしょーもない。(俺でも大体元ネタ分かった。)もっと深い所までつっこんだパロディかオタク話なら面白くなるのにな。アニオタはこの程度の内容で「オタク向けアニメ」として納得するか?限られた空間だけで話を作るなら毎回ある分野に突出したマニアが生徒会室にやってきてその得意分野について語るって内容の方がぐっと話が深くなって、付いて来れる奴だけ付いて来いって感じでオタク向けの空気もっとが出ると思うんだけど、そおいう方向性じゃないんだよな。
それはともかく、一番ムカついたのは、携帯ゲーム機をプレイしているシーンがあったんだけど、そのゲーム機から流れてる音がピコピコ音だった・・・駄目だ!駄目だ!全然駄目だ!!ふざけんな!どう見てもPSPじゃねーか!そんな音じゃねーだろ!!ゲーム分からないならゲームのネタ入れんじゃねーよ!!『エヴァ:破』みたいにちゃんと見た目ワンダースワンで音もワンダースワンにしとけよ。
制服が死ぬ程ダサく、各キャラクターもどっかで見たこと感ありありのフォーマット通り、内容もアニオタに向けてるくせにネタが広く浅くと褒める所一切なし。けど継続視聴予定。ちなみにCMによるとこの原作小説累計で200万部出てるらしい。・・・嘘だと思います。
(1話までの個人的評価 物語:E キャラデザ:E 作画:D 声優:D 成長性:E)


とある科学の超電磁砲』(監督:長井龍雪 制作:J.C.STAFF
本編はまったく知らないけど面白い。超能力がある世界、それぞれの能力がランク分けされてて最強能力の主人公、そこそこエリートランクの妹分、少しだけ能力があるぐらいの子、まったく能力のない子と各キャラクターのポジション毎に見ている世界が違うというのも分かりやすくて良い。
多分今期の中では一番の出来だと思うけど、ちょっとこれは無いわーって部分が悪役の描かれかた。物語冒頭で主人公美琴が男数人に囲まれ、それを遠めで見ていた一般人がジャッジメントを呼んで、ジャッジメントの黒子が到着した時には美琴が全員ボコってたってシーン。割とありがちといえばありがちなんだけど、男数人であんな目立つ所にいる女を囲ったりしねーだろ。そもそもの目的が金銭目当てなのか身体なのかってのもあるけど、どっちにしてもあんなやり方はどんなアホでもしない。ちょっと人通りの少ない場所で囲まれるとかなら分かるんだけど。後、1話のクライマックスシーンでの最後の銀行強盗の行動も不可解。3人で強盗してそのうち2人は倒されてしまっている状況で自分は車まで辿り着けているんだからそのまま逃げればいいのに何故か美琴を轢き殺そうとする。そのまま逃げろよ強盗と殺人と二重に罪重ねてどうすんだ。っていうかそのまま逃げていく強盗を美琴が撃って倒したとしても同様のカタルシスは得られると思うんだけどなぁ・・・あんな風に超絶頭悪い感じにしない方が良いと思うんんだけど、悪役が頭悪すぎると主人公側もあんまり頭良く見えなくなるから。
とまぁ気になるのはそこぐらい。声優も豊崎愛生伊藤かな恵が出てるし、オープニングもカッコイイ。当然継続視聴予定。
語尾が「〜ですの」は『ビックリマン』の十字架天使以来のような気がする。
(2話までの個人的評価 物語:B キャラデザ:B 作画:B 声優:A 成長性:B)


そらのおとしもの』(監督:斉藤久 制作:AIC ASTA)
少年エースでの漫画が原作。空から降ってきた巨乳のダッチワイフは自分の願いを叶えてくれるっていう『ToLoevる』や『ああ女神さま』等でおなじみの話は面白くないけど雑誌の中にズリネタとして一つはないとね系。なので物語自体にツッコミは入れない。ちっとも面白くないし興味も引かない。個人的には巨乳ダッチワイフの声が『ラブプラス』の愛花でお馴染み早見沙織だからちょっと気になるぐらい。作画が木村貴宏なのでちゃんとエロくなってるのもエライ。この手のアニメはエロくないとな。なのでコレはいいや継続視聴無し。
(1話までの個人的評価 物語:E キャラデザ:C 作画:B 声優:D 成長性:E)


ささめきこと』(監督:菅沼栄治 制作:AIC
コミックアライブに連載されてる漫画原作。こんな雑誌知らんかった。メディアファクトリーから出てるのな。男女間の恋愛はもうやり尽くされたからなのか、最近同性愛モノが多いね。丁寧な作りなので原作もデキが良さそうなのが分かる。継続視聴予定。
(1話までの個人的評価 物語:B キャラデザ:C 作画:B 声優:C 成長性:C)


『ファイト一発充電ちゃん』(監督:木村真一郎 制作:スタジオ雲雀
コミックガムの連載原作。地球ではない並行世界ではこちらの世界の疲れてる人間を充電する事が何故か商売として成り立っており、いったいその行動の何が利益をもたらしているのか意味不明な世界。そんな事よりも主人公のプラグはバットで頭を殴られると失禁するという事の方が問題あると思う。インパクトは絶大なんで「ションベンアニメ」と命名しとくけど、原作でも失禁してんのかな?
主人公はこっちの世界の人間には見えないって設定で、『ブリーチ』の一護みたいなキャラクターには何故か見えるって話は・・・これはその・・・パクッてるのか?ギャグなのか?たまたまなのか??
ションベン以外特に何かがある訳ではないんだけど、漏らしても誰も突っ込まないし本人も何も言わないので、あれって濡れて汚れたままのパンツをはいているって事みたいなので変態的に継続視聴予定。
(1話までの個人的評価 物語:D キャラデザ:D 作画:C 声優:C 成長性:D 失禁:A)


『クィーンズブレイド』(監督:よしもときんじ 制作:アームス)
内容ゼロ。エロい。声優豪華。DVDを買えば乳首見える。以上。継続視聴予定。
(1話までの個人的評価 物語:E キャラデザ:E 作画:A 声優:A 成長性:E)


とりあえず疲れたのでここまで。