NINTENDO WORLD 2011 3DS体験会


幕張メッセで行われた3DS体験会に行ってきた。9時30分ぐらいに到着して16時ぐらいまで色々見て回れたのでその感想。
本体はDSiとほぼ同じぐらいの大きさと重さでボタンも同じ感じだった。十字キーは殆ど触ってない(使うゲームが無かった)ので、現状から改善されているかは分からず。スライドパットはかなりいい感じ。中央の凹みもあってどのゲームも違和感無く操作出来た。全体的なグラフィックはPSP以上で頑張ればGCぐらいの表現出来るのかなーという所。当然だけど現行携帯機よりも向上してるのは実感出来た。
で、肝心の3Dは飛び出るというよりも奥行きが出るイメージかな。奥行きが出るのでゲーム画面に入り込む感じで没入感が増した。上部右側に付いている3DボリュームをOFFにするといつものゲーム画面になるので比べると違いがよく分かった。ただコレ視野角がすんげー狭い。少し横から見るとかなりブレて見えるので、きっちり正面から見てある程度距離を置いた時に一番効果を実感出来た。ここはかなり個人差が出ると思う。後、長時間プレイすると今まで以上に目は疲れる。(悪くなるかどうかは知らんけど)
全体的な印象としては正統なDSの上位互換機。あくまで3D表示は最初の掴みって事なんだと思う。以下体験したソフトの感想。
新・光神話パルテナの鏡』:前半が強制スクロールのシューティング面、後半が任意スクロールのアクションシューティング。スライドパットで移動、Lボタンで射撃(近距離だと斬撃に自動で変化)、タッチパネルで照準移動とTPSとしては手堅い作り。前半のシューティング面はかなり爽快感重視で楽しい。後半面はタッチパネルの照準移動が視点移動も兼ねてるのでちょっと煩雑に感じる。据え置き機のTPSのようにアナコン二つで操作出来ればそうは感じ無いんだけど、タッチパネル操作だとペン先が今画面のどの辺にあるかってのを直感的に感じれないのがストレスになるんだと思う。大体気が付いたら画面端に当たるし。ま、この辺は慣れかな。全体的な操作感と爽快感は流石の桜井政博って感じ期待通り。製品版での細かい微調整に期待かな。内容自体は3D表現は向いてるんだけど、カメラが激しく動き回って尚且つ操作も激しいので画面が結構ブレて見えた。この辺は今後3DSのアクションゲーの命題になりそう。OFFにすりゃ良いような気もするんだけど。
バイオハザード リベレーションズ』:操作性、グラフィック、3Dとの相性、全て良く感じれた。個人的に3D表現は明るい画面よりも暗い画面の方が見やすいと思う。ゲーム的に激しくカメラが動かないのも見やすい一因としてあると思うけど。プレイヤーキャラも久しぶりのジルでかなり気に入った。時系列は『5』の前になるのかな。只まぁ携帯機で『バイオ』をやる意味があんま無いような気がするんだけど…据え置き機でいいやんみたいな。『マーセナリーズ』みたいに対戦系なら分かるんだけど。まぁ兎も角楽しみなタイトル。
リッジレーサー3D』:全然3Dに見えず、ずーと画面がブレて見えたので結局OFFにして普通にプレイしてしまった。人によってはちゃんと見えたみたいなので俺が悪かったんだと思う。うーん製品版ではちゃんと見えるといいな。内容はいつも通りで楽しいリッジ。只グラフィックがちょっとうーんな感じ。
メタルギアソリッド スネークイーター』:本体を使ってのオートデモ。デモなので当然3D表現はかなり良かった。シリーズ的にも最初の話だし移植としては向いてるタイトルだと思う。グラフィックもPS2版よか綺麗になってるような気がした。比べてないから分かんないけど。
パイロットウィングス リゾート』:久しぶりの復活。舞台をウーフーアイランドにして『Wiiスポ』と合体した事で、今までの地味な印象が払拭されてメジャータイトルな雰囲気が出た。これも上手く視点が定まらず3Dの恩恵を感じれなかった。うーんゲームによって丁度良い距離があるんだろうか?ゲーム自体は抜群に雰囲気が良かった。
スティールダイバー』:確かDS時代から発売予定されてた潜水艦ゲー。タイトルが変わったんだっけか?横スクロールの潜水艦モードと3Dシューティング的な潜望鏡モードの2つのモードがあって、潜望鏡モードが特に楽しかった。潜望鏡を覗くように本体を持ってその場でグルグル回るとジャイロセンサーが反応して画面も動くので、おもちゃ的な面白さを一番感じれた。こおいう携帯機ならではのギミックは今回一番の当たりかも。椅子に座ってグルグル回って楽しみたい。ちょっと地味な新規タイトルだけど良いよコレ。
ARゲームズ』:本体内蔵ソフト。ARコードを読んで画面に出てくる的を撃つ愉快なゲーム。何気にスゲーんじゃないのコレ。ARコードでゲームが変わるらしい(本体に6枚付属)ので、コードが印刷されたカードとか発売するんじゃろうか。
ニンテンドッグスプラスキャット』:グラフィックの向上がそのまま直結するタイトルで犬と猫がモフモフしてて非常に可愛かった。
ゼルダの伝説 時のオカリナ』:今回一番の待ち時間を誇ってた。さすが『時オカ』。敵のいない草原、洞窟、ボス戦と3つの舞台を選べてボス戦をチョイス。時間内に倒せたので洞窟も少しプレイ出来た。周囲を見渡すカメラがジャイロセンサーに反応して本体をグリグリ動かす仕様に変わってたのがちょっと戸惑ったけど、手堅い移植になってる感じで超楽しみ。
上記の9タイトルをプレイ出来た。用意してる本体の数がハンパ無かったのかサクサク人が動くので予定よりも沢山プレイ出来て満足した。3Dの視野角の狭さが気になったけどこれはこおいうモンだと割り切れば問題ないかな。一度3Dで見た画面を2Dで見ると何故か貧相で損した気分になるので3D表示自体の方向性は間違ってないと思う。只ジャイロセンサーと3Dの相性は良くないのはちょっと勿体無い感じ。とりあえず今回の一番の収穫は『スティールダイバー』。これは新規タイトルだし是非買っていきたい。