ストライクウィッチーズ2


終わった。魔法力無くなってるのに履いてないよなコレ。魔法力なくなったらモンペじゃないのか?
それはともかく楽しかった。面白いか面白くないかって言うと面白くないんだけどね。戦局の変化がまったく分からない構成、緊張感の無い戦闘シーン、心配してる時は名前連呼するだけ、微妙に間抜けなレイアウト、ダサい必殺技の名前とか「何か違うなー」って部分はいっぱいあって総合すると面白くないって事になるんだけど、それらの欠点を全部チャラにするぐらい楽しかった。パンツが。(作中ではズボンだけど)
じゃあパンツ出てるアニメなら何でもいい訳じゃなくて、この設定でこのキャラデザでこのパンツの見せ方だから良しとする部分が大きかった。視聴してる時の何とも言えない現実逃避感は半端なかった。「あぁ俺は今二次元のパンツを見て現実逃避をしてるのか…こんな事に人生の時間を使ってるなんて贅沢すぎる…最高」って感じで。このどうしようもない感覚はこの作品以外では味わえないと思う。
魔法使えるのは女性だけ、だから女性ばかりの部隊で男は出てこない、敵は意思疎通不可の置物で物語の落しどころとして機能させる。そして空飛んでパンツ。冷静になれば何で?って事が大量にあんだけど、この時点で「なるほど」と納得した上で見れば非常に楽しめた。こおいう楽しみ方って前は嫌だったし出来なかったんだけど、大量にアニメを見れる環境になって、色々見てるといちいち細かい事考えるのが面倒になってきたってのもあるのかもしれないし、趣向の変化と現在アニメに俺が何を求めてるかって所で、この『ストライクウィッチーズ2』は上手くハマった感じがする。こんだけ褒めてるけど『1』は別に見たいとは思わないんだよなー。

一話で熊と対峙してる場面が緊張感ゼロすぎて逆に一番印象に残った。伝えたい情報と画面が合ってないへったくそなレイアウト多すぎ。パンツ以外は手抜きでもまぁ良いんだけどね。
全体的な印象として昔のガイナックス作品みたいな感じがした。次回予告の音楽が『ターンエーガンダム』を思い出す。一期の放送が結構前なので出てる声優が中堅所になってて声優だけ見ると数年前の作品に見える。とか、そんな感じで今期一番楽しかったんじゃないかなー。