PRESS START2010


本日9月13日は『スーマリ』25周年。
11日にファミ通主催の『PRESS START2010』の夜の部に行ってきた。開演の30分ぐらい前に会場に着いてボーっとしてたら浜村通信がいてビビる。その横を現ファミ通編集長のカミカゼ長田が通り浜通と話してた。声をかけようかなと思ったけど一人じゃないし特に話しかける事ないなーと思い直し、遠くから浜通を見守って時間を潰す。
舞台の上には大きなディスプレイがあってファミ通が主催なのでゲーム画面も流れるのかなと思ったけど、タイトル画面が出るぐらいだった。動画はやっぱ権利関係が難しいのか。
一発目は去年のアンコール曲だったらしい『クロノ・トリガー/クロノ・クロスメドレー』いきなりの大御所登場。オープニングとカエルのテーマだけでテンションMAX。好きな曲はやっぱメドレーじゃなくて一曲をがっつり聞かせて欲しい。
二曲目は『newスーパーマリオブラザーズWiiメドレー』あの「わっわー♪」の部分を杉並児童合唱団が身振り手振りを付けての合唱で大変可愛らしかった。オーケストラなので『ギャラクシー2』も聴きたかったけどそれやるとマリオばっかになるもんなー。
次は『ファミコンここまで出てるのにメドレー上級者編』この為に夜の部を選んだ。上のディスプレイにモザイクのかかったタイトル画面が出て曲が進むにつれてモザイクが無くなっていくので、分かった段階で手拍子をするというちょっとゲーオタ心を擽られる企画。マニアックとはいってもそれなりのおっさんなら大体分かるようになってるのも良かった。順不同で覚えてるだけでも『スターソルジャー』『ボコスカウォーズ』『愛戦士ニコル』『たけしの挑戦状』『ドラゴンスレイヤーIV』『ファミコンウォーズ』等々。ただ一つ残念だったのが『超惑星戦記メタファイト』の時にディスプレイ上で表示されたタイトルが『ファミコンウォーズ』で、その後の司会者のフォローも「一部曲と画面が合ってませんでした」としか言わなかった所。いやそこはちゃんと『メタファイト』の名前出してあげて欲しかった。面白いんだから。
んでその次は『ICO』ボーカル付き。この手のコンサートはプレイしてないゲームはどんなに素晴らしい演奏でも「よく分かんねプレイしてねーし」となってしまう所なんだよなー。すまん。
五曲目は『ゼルダの伝説 古代祐三バージョン』要するに『スマブラX』のゼルダ曲。演奏の前に桜井政博古代祐三のちょっとした裏話もあったけど、個人的には『ゼルダ』は原曲をオーケストラで演奏して欲しいし、古代祐三を呼ぶならファルコム時代のか今なら『世界樹』にして欲しかった。
次は『メタルギアソリッドピースウォーカー』。これもプレイしてないや。これもボーカル曲で歌った外人の方は東海道新幹線の英語アナウンスの人らしい。
んで一部最後の曲が『ロックマン2』。全体的には良かったんだけど、ワイリーステージ1のアレンジの仕方がちょっと好みじゃなかったのが残念。世間的には『ロックマン』といえば『2』だけど個人的には『3』の方が音楽はカッコよくて好き。後、隣の若い女性がガッツリ寝てたのが印象的でした。これ喜ぶのはおっさんだけだよなー。
休憩を挟んで2部の一発目は『ワイルドアームズセカンドイグニッション』。生口笛があってカッコ良かった。『1』と『3』はプレイした事あって『2』だけプレイしてなかったんだけど「またワイルドアームズやりたいなー」と思える良い曲だった。多分やらんけど。
次は『ナムコアーケードメドレー2010』歴代ナムコアーケードをメドレーで。今回の発見は『ドルアーガの塔』はオーケストラで聴くと無茶苦茶カッコイイ。このコンサートの中で一番良かったのはコレっていうぐらい良かった。俺があんまり『ドルアーガの塔』に思い入れが無いからその発想が無かったんだろうけど、そーいや合うわな。後『リッジ』が無かったのは残念。
朧村正』は三味線、尺八とオーケストラのコラボ。そーいや積んだままだ。
次の『リズム天国』は企画コーナー。客席から2名上げて植松伸夫野島一成と遊ぶって感じ。盛り上がってたみたいなので良かったんじゃねーでしょうか。個人的にはあんまりこおいうのは好きじゃねーっす。
んで『FFX』から「ザナルカンドにて」。いやこれ『題名のない音楽会』でやったやん。『FF』なら違うの聴きたかったなー「ビッグブリッヂの死闘」とか。
最後は『MOTHERメドレー2010』ボーカル付き。これは良かった。エイトメロディーズは泣ける。
んでアンコールは『ロコモコ』『KORG M01』の宣伝(これが今回一番グダグダで最悪だった)ときて最後の曲は『ロマンシング サガ ミンストレルソング』一部客席から「キャー」という歓声が上がる。オープニングだけだったのが残念だった。戦闘の音楽とか超カッコイイのに。
とこんな感じでちょっと微妙な所もあったけど、ゲームミュージックと大きく括ってるから合わない曲やピンとこない所も当然あってその中でも半分ぐらいは楽しめたのでコレはコレで良し。言ってもしょうがないけどやっぱりシューティングと格闘ゲームとレースゲームからの曲があればなー。『罪と罰』なんてオプション画面の音楽スーパーカッコイイのに。

同じようなゲームミュージックコンサートで去年行った『VIDEO GAMES LIVE in JAPAN』の方がちょっとトンガッてたけど選曲と客の煽り方は良かったかな。こっちは客に自分の携帯ゲーム機を出してもらってその光をペンライト替わりにする演出が良かったんだよなー。いかにもゲーム好きが集まってるイベントって感じで。ただこっちは進行と運営がグダグダだったんだけど。

2回同じようなイベントに行って思うのは、もうちょい箱を狭くして値段も上げていいからジャンルやタイトルを絞って欲しいかな。『ドラクエ』や『ポケモン』クラスじゃないと人が集まりにくいんだろうけど。